

ふってわいたような新設栄養管理実施加算12点は、長い間管理栄養士として
勤務している私に“渇”を入れるとてもいいチャンスだったように思いました。
フードサービスが主になりがちな日常業務の中で、個人の栄養を管理できる
と言う管理栄養士本来の仕事が飛び込んできたのです。
医療制度改革での厳しい医療費抑制政策の中で、この新設は個々の患者様の
栄養状態、健康状態などに着目した栄養管理を行なうものでした。
行なうことで医師の治療が確実に行なわれやすくなり、患者様もお元気になり、
お薬も減るであろうと言う狙いがあります。
栄養指導料は特別食加算の人たちだけの対応である。
一般食は集団給食で個人への対応ではなかったこともあり、個人の栄養管理は
当院では誕生日に年1回だけであるが5年前から行なっている。
その月の誕生者には面談をし、食生活指導を行ない、記録をしてきた。
そのため、少しはスムーズに今回の栄養管理実施加算は受け入れることが
できた。しかし、この3月初めの学会のころ栄養管理加算の話が決定され、
4月初めからの病棟・患者様・給食との調整を取りながらの管理業務となり、
栄養管理委員会を立ち上げ、問題点を話し合い、病棟の朝の申し送りに参加し、
患者様にお会いしながらのめまぐるしい日々となりました。
はや1ケ月が過ぎました。
現在の入院者370名分の面談、情報摂取、記録、集約は結構大変な分量でした。
1ケ月の間にも22名が退院され、食生活指導をするなど、今後のこの患者様と
つながりになるであろう退院後の食事状態について対応をしています。
入院前の食生活はどのようだったのか、退院後はどこで買いものをし、
どういう食生活でどんな日常を送るのかなど話し合います。
これらの一連の仕事が地域に出てゆかれる患者様の地域医療の
一環となるのかなと思っています。
食事は摂取してすぐに栄養になるのではなく毎日毎日の積み重ねにより
元気になります。口から入るものはすべて自己管理であり、
食事の大切さを知ってほしいと思っています。
人は食べすぎて、飲みすぎて病気になってしまいます。
“過ぎたざるは 及ばざるが如し”
何でもほどを知ることが大事なのかもしれませんね。
春一番のごとく吹き去った嵐が過ぎ、風薫る爽やかな五月、
桜の花も満開になり、暖かさも春らしくなりました。
山菜の季節になり木々が芽吹く山で土日は山菜取りに忙しい日々を過ごします。
樹木の生え茂った山で酸素を身体いっぱいに吸い込んで、元気をいただきながら
又1週間を一生懸命働く、こんな生活を過ごしております。
元気で野山を歩くことができる元気の元は食事が一番大事!春万歳!
給食科 R・S
